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2007年5月15日(火) 

御島廻り 御とぐい式


予備知識として、読んでから写真をご覧下さい。

以下は HPから引用

御島巡り

(おしまめぐり)

this is momote.jpeg  「安芸の宮島廻れば七里 浦は七浦七恵比寿」と唄われているように、宮島は島全体の姿が、有り難いものとされています。それは、人々がそれぞれの時代を通して島の自然とともに交歓してきたことを物語るものです。
 島巡りは、1日かけて浦々に祭られている神社を船に乗って島を右回りに巡拝する儀式です。早朝神職の乗る御師船に従って出発しますが、なによりも大事な儀式は、養父崎浦神社で行われる「御烏喰式(おとぐいしき)」です。お島巡りは厳島神社の祭神が鎮座の場所を探して、浦々を巡幸されたことにちなむ行事で、先導の役を果たしたのが烏といわれています。その烏が弥山に住んでおり、養父崎浦の沖に行くと、海上に御幣と粢団子(しとぎだんご・米の粉を海水で練った団子)を供えるのです。すると2羽の神烏(ごがらす)が出てきて、団子をくわえて海岸のすぐ側に祭られている養父崎浦神社に行くのです。この儀式に参加された人には幸運が授かるといわれます。
 さらに須屋浦神社では、神烏への畏敬を込めてみんなで上陸して直会(なおらい)の饗食をとります。
 そして、網之浦から上陸して大元神社に参拝して終わりとなります。大元神社の拝殿には、この御島巡りの記念の扁額が奉納され、江戸時代末期からの額が掲げられています。
 2月から11月までこの儀式は随時行われる。こうして各浦々にまつわる話やの奇岩の由緒を聞きながら島を巡る行事は、参拝の人々が常に島全体を注視することとなり、島の景観を伝える役割を果たしていたともいえる。

浦々に祭られている神社 
 長浜神社(ながはまじんじゃ) 祭神「興津彦命・興津姫命」
 杉之浦神社(すぎのうらじんじゃ) 祭神「底津少童命」
 包ヶ浦神社(つつみがうらじんじゃ) 祭神「塩土翁」
 鷹巣浦神社(たかのすうらじんじゃ) 祭神「底筒男命」
 腰少浦神社(こしぼそうらじんじゃ) 祭神「中津少童命」
 青海苔浦神社(あおのりうらじんじゃ) 祭神「中筒男命」
 養父崎浦神社(やぶさきうらじんじゃ) 祭神「御烏」
 山白浜神社(やましろはまじんじゃ) 祭神「表津少童命」
 須屋浦神社(すやうらじんじゃ) 祭神「表筒男命」
 御床神社(みとこじんじゃ) 祭神「市杵島姫命」
  このうち、長浜・包ヶ浦・養父崎浦を除いた神社が七浦七恵比寿といわれる。










約200名くらいの方が参加




長浜


長浜

聖崎 (蓬莱岩)




杉ノ浦へ上陸
 

 

 

 


包ケ浦



砲台跡
  

鷹巣浦



腰少浦



弥山山頂を望む
2年前の台風で崩れた道、三鬼堂が見える



青海苔浦へ上陸
 

 




養父崎前

  

いよいよ、御とぐい式の始まり

  




 




 

  











お祝いに、お神酒が振るわれました
 

山白浜



革籠崎(こうごさき) 宮島では最南端



 
須屋浦へ上陸

 

 




ここで昼食
 


御床浦

 
内侍岩


大元神社